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【鍼灸治療】帯状疱疹へのアプローチ

東洋医学のちえぶろぐ vol.97
「帯状疱疹と鍼灸」
 
今日も自宅から、金曜のばんぶ〜です。
 
帯状疱疹、悪化したやつはとにかく痛い…らしいです。私は、幸いにもなった事がないので患者さんや、知人から聞いた話です。
 
ご存知だと思いますが、帯状疱疹はウィルスが原因で起こります。しかも、自分に寄生しているウィルス(水痘ウィルス)
 
私も初めてその話を聞いた時は「そんなバカな事あるかい」って思いましたけど、どうやらホントらしいです。
 
ウィルスにはそれぞれ好みがあり、帯状疱疹のウィルスは神経(抹消神経)が好きなんですよね。なので、発病した時は、ウィルスにやられちゃったところに神経痛が起こるわけです。
神経があるところなら、どこでも起こる可能性があり、私が見た中で多いのは体幹部です。顔や頭皮に出たという人も多いようですね。
表紙の写真は部位別の発症場所です。
 
では、どんな時に発病するのでしょうか?
 
過労、老化や病気で免疫力が落ちている時、肉体的にも精神的にも弱っている時が多いと言われています。
 
具体的な症状はこちら。
 
体の左右どちらか片方にピリピリ、チクチクしたような痛みを伴い、その後、神経に沿って、赤い斑点状の発疹、水ぶくれができ、かゆみ、痛みを伴います。
一般的には、ピリピリ、チクチクした痛みの症状が1週間ぐらい前から出始め、その後、赤い発疹、水ぶくれ等の皮膚症状が発症し、しだいにかさぶたとなり、約2~3週間程度で治っていきます。
具体的には次のような症状があります。
 
・ピリピリ、チクチクとした痛み
・神経にそった帯状に、赤い斑点状の発疹
・水ぶくれ(中央部にくぼみがみられる)
・皮膚のただれ
・かさぶた
 
辛そうですよね…
 
ちなみに急性の人はほとんど病院(皮膚科)に行かれますね。抗ウイルスの良い薬があって、それを早めに飲めばウィルスの増殖、侵襲を抑える事ができるようです。上手くいけばです。
 
はい、まずは病院に行ってください。優秀な皮膚科医だったらすぐに診断してくれます。
 
鍼灸治療を望まれる方はある程度、症状がおさまってから来られます。
 
「痛みと痒み、だいぶ良くなったんですけど、まだ気になるんでなんとかなりませんか?」って。
 
「はい、なりますよー」って私。
 
鍼灸で帯状疱疹に対してどんなアプローチをするのかというと、痒みの抑制と熱を抑える清熱(せいねつ)という治療をします。体の中の湿を取るような事もします。
 
ほんとにそんな事できるのって思うかもしれませんが、熱を取る、湿を取るのは鍼灸の得意としているところですので。
 
でも、これはどちらかというと急性期のアプローチ。重複しますが急性期ではまず来ません・・・うちには。。。
 
帯状疱疹の主症状がおさまっても人によって帯状疱疹後神経痛というのがしばらく続く人がいます。上記の、「まだ気になるんですけど〜」って人ですね。
体幹なら肋間神経痛のような症状で、いわゆる後遺症です。これになっちゃうと薬はあんまり効かないし、慢性化してるので薬にはあまり頼りたくない(長く飲まないといけないので)、そんな人が鍼灸に助けを求めに来てくれるわけです。頼ってもらえるのは嬉しいです。
 
そんな人にはお灸です。
この症状にはお灸が特にいいんです。
 
お灸をするのはこの場所
痛みがあるのが緑色部分だったら、青く塗られたとこらへんにお灸をしてください。肋骨を辿っていけば分かりますので。(分かり辛くてすいません^_^;)
背骨の横にチョコンと置く感じでいいです。

治療に来られない人は、自分でお灸できるところではないので家族にやってもらってください。
ジワーンと外側に広がる感覚があれば正解ですよ。
何回かやれば感覚がつかめてくると思いますので諦めずにやってくださいね。
 
これって、肋間神経痛にもおすすめです。
 
 
世の中が、こういう状況だと心を病みやすいです。そういった時って肋間神経痛(他にも謎の症状とか)のような症状って出やすいんです。
 
そんな時、温かいお灸をする事によって体が中からポカポカして体の通りが、そして巡りが良くなります。
 
もしかしたら、それだけで色んな症状や悩みが軽減されるかもしれませんよ^_^
 

 

お菓子作りや断捨離、お掃除もいいですが、お灸もぜひぜひお試しあれ〜
 
 
金曜担当の今日も自宅からのばんぶ~でした~