〇変形は治るの?

『変形性膝関節症』などで変形してしまった関節・骨は元通り治るのか?

結論から言うと・・・『変形した関節・骨は治りません。』

ただし、変形の程度も様々で、全てが治らないという訳ではないんです!

 

例えば、【骨折】をしてしまっても、折れた骨がくっつい治ることは多くあります。

私たちの骨は『リモデリング』という『骨を作る働き』と『骨を壊す働き』を常に繰り返しています。

骨折して部位では、このリモデリングが盛んに行われる為、折れた骨が徐々に治っていくという仕組みができているんです。

 

この『リモデリング』は子供の方が盛んで、高齢になると減少していきます。

『子供のケガは早く治る』というのはここからきているのかもしれませんね。

 

この『リモデリング』は『骨粗鬆症』と深い関係があるのですが、それは次回お話しようと思います。

しかし、この『リモデリング』には一つ弱点があるんです。

それは『血液の供給が少ない部位=リモデリングしにくい』という特徴です。

 

リモデリングに必要な細胞は血液によって供給されているんですが、元々血液の供給が少ない場所には

このリモデリングに必要な細胞が供給されにくい為、リモデリングが低下してしまうんです。

この、血液の供給が少ない部位の一つとして『関節』があげられます。

なので、関節で起きた骨折は予後はあまり良くないということになるんです。

 

ただし、予後が良くないといっても『治らない』訳ではありません。

必要なのは適切な処置をすることです。

『関節内骨折』は手・足の指で起こしやすい骨折です。

【突き指】かと思ったら【骨折】だったなんてことも多いので、痛みがあるのに

『ほったらかし』にしてるなんて絶対だめですよ!

 

少し話がそれてしまいましたが、変形性膝関節症も膝の【関節】で起こる変形なので、元通りになることは難しいかもしれません。

 

と言って全てを諦めるのはまだ早いですよ!

変形性膝関節症も様々な原因でなることは前回紹介させてただきましたよね。

この原因が何のかによって対処方法も様々です。

だから、たとえ『変形性膝関節症』で膝が変形してしまっていても諦めないでください。

よく、変形性膝関節症の方で、『膝の骨を削る手術をした』というお話を聞きますが、結果はマチマチです。

良くなったという方もいれば、逆に悪くなったという方もいらっしゃるのが現状です。

現時点で、歩くことも難しという程変形が進んでしまっている方は、手術をするメリットはあるかもしれませんが

まだ、『自分の足で歩けている』という方は、手術は最終手段として膝の為に何かできることを探してるのもいいかもしれませんよ。

 

 

次回は『骨粗鬆症』について紹介していこうと思いますのでお楽しみに!