身体の動かし方~身体はどうやって動くの?⑲~

こんにちは、上野 陽貴(うえの あきたか)です。

 

怪我をした場合どうすればいいか。

 

第一選択は、安静です。

 

安静にしていれば、ある程度の痛みは治ります。

 

ただ再び動かしていくと、痛みがぶり返すことが多いです。

 

前回の例をあげると

 

腰を痛め、10日間自宅で安静をされていた方です。

 

退職されており、充分に安静する時間がありました。

 

その後、さあ動こうとし靴を履いた際、腰に激痛を覚えました。

 

安静にしていたのにも、関わらず何故痛みが増したのでしょうか?

 

答えは簡単です。

 

安静の仕方と適応する怪我を知らなかったからです。

 

腰、お腹周りは肋骨がないので、筋肉が腹巻のようにぐるっと覆い背骨の安定性を高めています。

 

胴体覆っている筋肉に、無理なストレス、過緊張が加わると安定性が崩れ、腰を痛めることになります。

 

安静として何もしていないと、ストレス、緊張ともに落ち着きますが

 

それと同時に安定性の低下も招くことになります。

 

この方の場合、痛みのない範囲でお尻周りのストレッチ、歩行をするべきでした。

 

アクティブレストと言われるものです。

 

ついでに、腰を痛めたら、腹筋運動をしたほうが良い

 

って聞いたことありませんか?

 

これは間違いです。

 

胴体を覆っている筋肉には、腹部の筋肉も含まれますが

 

主に腹筋運動で鍛えられる腹直筋(シックスパックを作る筋肉)はアウターマッスルと言われるもので

 

安定性には関与していません。

 

また、 腹直筋を鍛えることによって腹部の緊張を強め、背中が丸くなる原因になります。

 

丸くなることは、重力によって容易にできます。

 

ただでさえ現代人は猫背の方が多いのに、割れた腹筋が欲しい方以外は必要がないでしょう。



最後に、安静にしてくださいと言われて3日して痛みが引かない場合は、専門家に診てもらうことをお勧めします。



質問・相談は随時受け付けています。お気軽にどうぞ。

 

非公開でお答えしていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

火曜日担当の上野でした。