
こんにちは、上野 陽貴 (うえの あきたか)です。
ようやく今回から動きを入れていきたいと思います。
前回までは目線について考えてきました。
目線は動作の基本の「き」で身体を動かそうとした際に
目的とした方向に目線を向けて手や足を伸ばしていきます。
目線を向ける際にブレが起きるのは、首の柔軟性が低下しているか
今回のテーマは、前に進む時には、踵接地?!
ところで、前に歩くとき地面を蹴って足を運びますか?
それとも重心を前に移動させて進みますか?
どうやって歩けばいいかわからない方が、
踵からの着地で足裏全体を撫でるよう歩くことが、
大概の書籍や、インターネットの記事を検索してみても9割方、
・踵の分厚い靴が多く出ていること
・踵の骨の下に脂肪があること
・前に足を出したところ踵が一番初めに着くこと
などを考えて、踵接地を推奨しているのだと思われます。
ですがこれらは、膝を伸展(伸ばす)
そこに大きな間違いがあります。
膝に不安を抱えている患者さんの大方は
上記の膝を伸展して踵から足を着くことに固執しています。
何故そんなんことが分かるかというと、
膝の裏側にある膝窩筋と言われる筋肉がものすごく緊張しているか
nestraさんのホームページから引用
膝窩筋は、膝を伸展状態に保つ働きがあるので、
この筋肉の多用により、筋緊張を起こしてしまいます。
じゃあどうして足を地面に着けばいいのかというと...
非常に言葉では説明し辛いのですが
踵からという意識をすて、振り出した足が少し戻ってくるときに、
すると膝が自然と曲がり、膝に負担の少ない歩きになると同時に、
馬が駆ける時の足の動きをイメージしながらトライしてみてください。
上手に感覚がつかめましたか??
次回は歩行から少しスピードを上げて、ジョギング・
質問・相談は随時受け付けています。お気軽にどうぞ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
火曜日担当の上野でした。
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