目線と慣れ

こんにちは、上野 陽貴(うえの あきたか)です。

 

2回目の投稿からは、身体の動かし方について、複数回に分けて紹介していこうと思います。

 

いきなり体の動かし方と言われてもチンプンカンプンだと思うので

 

どうやって身体が動くのかを考えていきましょう。

 

脊髄からでるα線維が筋紡錘を支配して...

Ⅰb線維からの入力で腱反射が起こり...

 

っていう難しい話は置いといて、もっとカジュアルにいきますね。

 

今回のテーマは、目線と慣れ

 

例えば

グラスを掴もうとして、腕を伸ばしすぎてグラスをこかしてしまった。

 

そんな経験はないって言いう方は、これならどうでしょう。

 

何もないところ、もしくはほとんど気にならない段差に躓いた経験はないでしょうか?

 

普段の何気ない動作というのは、慣れ が生じてきます。

 

腕を前に伸ばしたり、歩くことは人間の基本動作です。

 

慣れは、繰り返しの入力によって得れる便利な機能ですが

 

そこに 危険 が潜んでいたりするんですよね。

 

身体は目的があって動くことが前提で、動こうとした時に

 

目線 と共に、前に手を伸ばしたり、一歩を踏み出したりします。

 

ですが、歩くのにいちいち踏み出すところをに目を向けるわけにはいかないですよね。

 

そこで 慣れ がでてきます。 慣れることによって動きが円滑になり無駄が減り良いこと。

 

ですが、誤った入力を繰り返して慣れてしまうと、動きのエラーが起こり、ケガにつながる大変危険な状態に陥ることになります。

 

そこで重要になってくるのが、目線です。

 

あるお年寄りの患者さんに、片足で立ってください。とお願いしました。

 

すると目を瞑って始めました。こちらはそんなお願いはしていませんし、目を瞑ったほうが格段に難易度はあがります。

 

当然3秒も持たず、バランスを崩されました。

 

なので目を開いて、自分の姿を鏡で見て、もう一度とお願いしたところ、なんと10秒できました。

 

3倍の時間ですよ!

 

目を開いて視覚による平衡感覚を使えば簡単なことは誰でも知っています。

 

この方は60年以上生きてきて多くの慣れを会得してきました。

 

ただ小さな動作のエラーが重なって何か動作を開始するときに目を瞑るようになってしまっていたのです。

 

これは高齢者の方だけに起こることではなく、子供・大人にも十分起こりうることです。

 

反復練習で慣れを生み出すことは大事なことなのですが

 

今一度一つ一つの動作を目で確認してはいかがでしょうか?

 

目線は体を動かしていく中で基本のきです。

 

どれだけ体の動かし方が上手になっても振り返ってみるいいでしょう。

 

次回はもう少し深く考察していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

質問・相談は随時受け付けています。お気軽にどうぞ。

 

火曜日担当の上野でした。