肩関節周囲炎~夜間痛④~

 

夜間痛のために「ナイトポジション」という、睡眠時に軽減してくれる姿勢があるんです。

仰向けで寝る場合、腱板損傷により、肩の筋肉を痛めています。体のどこの部位でも同じですが、どっか一箇所をいためると、他の筋肉などにより代償作用が働くのです。
肩の前の筋肉を痛めた場合、胸に付いてる筋肉などにより、痛めた筋肉に負担がかからないようにします。すると、通常ある肩の位置より前に位置するようになるのです。
体の動きと言うのは、しっかりとした位置にあると、関節の前後左右の筋肉からストレスがかからないようになっています。しかし、その位置が前に移動するだけで、その筋肉のバランスが崩れるのです。

それが、寝るとき仰向けになると、いつもの肩の位置よりも、周りの筋肉の緊張がなくなる為に、後になります。
そうすると、いつも緊張している緊張が引っ張られることにより、寝る姿勢によって痛みが強くなったら弱くなったりするのです。

仰向けに床に寝ると肩関節は約30°角度が付いて、浮いています。これは正常なんです。しかし、肩を怪我している方はもちろん、姿勢が悪い方はこの角度が大きくなるのです。想像できますか?

その為に、肩が痛いのに無理に仰向けで寝ると痛みが出るんです。
そんな時は、簡単です。肩にかかるストレスを取り除く為に、肩の下に何かを挟んで寝るのです。しかし、注意があります。柔らかすぎるクッションなどにすると、肩が沈み込みすぎるので痛くなっちゃいます。
もう一つ、肩の下に何か入れると体って、痛い方に寝返りしないんですよ!

なので、仰向けで寝るのは痛くないけど、寝返りで肩が下になると痛いと言う方も、是非お試しください。

よく、腰が痛い患者さんに、どんなマットレスが良いの?と質問を受けます。
この会社のこれと言うのが、あるわけではないですが…僕は低反発などの体を包みこんでくれるような、柔らかいのは腰痛によくないと思います。どうしても、人の体重により、沈み込み体が丸まってしまうのです。最初は硬くて慣れないかもしれませんが、畳に布団くらいのしっかりとした硬さがある方が、良いのかなと思います。