新生児350 成人206 これ何の数字か分かりますか?

私たちヒトや動物の元を形作っている『骨』

骨と一言でいっても様々な形をした骨が数多くあるんです。

 

今回は骨がどんな構造をしているのかを説明していこうと思います。

 

タイトルにもあるように、新生児では350個・成人は206個の『骨』で体は構成されているんです。

タイトルの数は『骨の数』ということです。

 

骨は体を支える・脳や内臓を守る役割もあれば、カルシウムの貯蔵や血液を作ったりもしているんです。

 

少し『骨』の解剖学的な構造を紹介します。

 

まず、『骨』といっても様々な種類の骨の名前があるのは知っていますか?

骨の形状で分類すると下記の通りになります。

●長管骨(ちょうかんこつ)・・・大腿骨、上腕骨などの骨で、一番骨をイメージした時に思い浮かぶような形をしています。

●短骨 (たんこつ)   ・・・手根骨、足根骨などの小さな骨です。

●扁平骨(へんぺいこつ) ・・・肩甲骨、腸骨などで薄く平たい形状です。

●種子骨(しゅしこつ)  ・・・膝蓋骨や足や手の親指にある、丸まっている骨で筋肉の動きをサポートしています。

●含気骨(がんきこつ)  ・・・副鼻腔を構成している骨でさらに4つの骨に分かれます(前頭骨・蝶形骨・篩骨・上顎骨)

●不規則骨(ふきそくこつ)・・・椎骨、下顎骨などで上記の骨に属さない骨です。

 

この骨が規則正しく配列することで、骨同士が関節を作り私たちの骨格を構成してくれています。

関節の特徴については後日紹介させていただこうと思います。

 

 

次は骨の特徴・働きについて紹介します。

骨は骨髄・骨質・骨膜の3つで構成されています。

骨髄・・・血液を作るところ

骨質・・・骨質は緻密質(ちみつしつ)と海綿質(かいめんしつ)に分けられます。

     ①秘密質・・骨膜の内側にあり、カルシウム・リンなどが多い為、硬くなっています。

     ②海綿質・・緻密質の内側にあり、スポンジのような柔らかい組織で骨髄腔という空間を作っています。

骨膜・・・骨表面を覆っていて、血管・神経・リンパ管などが走行しています。

     ちなみに、骨折などをした時に激しい痛みを感じるのは、この骨膜を損傷しているからなんです

 

骨はリモデリング(再構築)を常に繰り返しているんです。

詳しく言うと、破骨細胞(はこつさいぼう)が古い骨を分解・吸収し、

骨芽細胞(こつがさいぼう)が新しい骨を作るという作業を常に繰り返しているんです。

骨折などで折れた骨が元に戻るのはこのリモデリングのおかげなんです!

 

女性の方は特に関心があるかもしれませんが、骨がスカスカになってしまう病気として有名なのが

骨粗鬆症(こつそそうしょう)ではないでしょうか?

なぜ、女性に多いのか・・・それは女性ホルモンが大切な役割をしているからなんです。

女性ホルモンの中にエストロゲンと言われるホルモンがあるんですが、

このエストロゲンは新しい骨を作るという作用をもっているのですが、

女性が閉経を迎えると、このエストロゲンの分泌低下が起こります。

 

すると、リモデリングの過程でもあったように、常に、古い骨は分解・吸収されているけど、

新しい骨が作られるスピードが遅れてしまうので、結果として骨がスカスカになってしまうという訳です。

骨がスカスカになってしまうと強度が弱くなってしまうので、弱い外力でも骨折しやすくなってしまうんです。

 

その骨折してしまう部位にも特徴があるんですか、詳細については次回説明してますね!

興味のある方はまたご覧ください!最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

また次週お楽しみ!