遅発性筋痛

 

今の時期だと、保育園・幼稚園・小学校などで運動会が行われている所もあるのではないでしょうか?

私の娘の保育園の運動会は今週末に行られる予定です。

 

運動会では保護者が参加する種目も少なからずあるかと思います。

特に、保育園・幼稚園などでは保護者対抗のリレーなどの種目があるところも多いのではないでしょうか。

普段運動している方であれば問題ないかと思いますが、普段あまり運動されていないという方は少し注意が必要ですね。

保護者対抗リレーなど保護者が注目される種目では、子供に『いいところ見せたい!』

なんて思うのは当たり前のことだと思います。

恥ずかしながら、私も子供に『いいところ見せたい!』って思っています(笑)

 

普段運動する機会がない方、最近全力疾走した記憶はありますか?

朝、電車に乗る時・駅に行くまで・会社の中・外回り中など少し急がないといけない時はあるかと思いますが・・

それだけだと、運動会でいいところを見せよう!という気持ちと今現状の身体の状態では、気持ちの方が上回ってしまいます。

 

そんな時に起こるケガが『肉離れ』または、後日に襲ってくる『筋肉痛』などの筋損傷です。

 

筋肉は前回話した通り、筋原繊維という繊維が束のように集まることで筋肉は成り立っています。

すなわち、筋損傷とは筋繊維損傷を指しているということになるんです。

 

筋繊維を損傷すると、筋繊維の細胞膜が損傷します。すると細胞膜の透過性(とうかせい)が変化し

カルシウムイオンが筋繊維内に流入してきます。

この、カルシウムイオンは筋繊維を収縮させる働きがある為、一つの筋繊維のカルシウムイオン濃度が上昇すると

筋繊維が過収縮してしまうんです。

その後、タンパク質分解酵素が活性化し、筋繊維のタンパク質を分解などが始まり、最終的に筋繊維に壊死が起こります。

 

ですが、筋繊維はもともと多核細胞である為、壊死起こしたとしても一部分に留まり、筋繊維全体が壊死することはあまり起こりません。筋繊維は生存力が高いんです!

 

筋繊維の壊死が一部だけの場合は大きな出血・ケガ直後の痛みなどはあまりありません。

1~2日後に好中球・マクロファージといわれる細胞が集まり炎症反応が起こってきます。

これが、『遅発性筋痛』いわゆる筋肉痛です。

 

筋繊維損傷したままでは困るので、この時に働くのが筋衛生細胞(きんえいせいさいぼう)という細胞です。

筋衛生細胞は筋繊維が損傷した時に働き、筋衛生細胞➡筋芽細胞➡筋繊維 の順に分化・修復していきます。

この分化・修復には約1週間程度の期間が必要となります。

損傷度合いにもよりますが、ケガから1ッか月後にはケガする前の状態に戻ると考えられています。

 

これが、筋損傷してから回復するまでの簡単な流れになります。

 では、ケガをした時はどうしたら治りが早くなるのか、何が効果的なのか・・

アナタなケガをしてしまった時何をしていますか?

次回はケガをしてしまった時の対処法について紹介していこうと思います。