関節ネズミって何?

関節にネズミ?

 

ケガをしたことの無い方でも関節ねずみというフレーズは聞いたことがあるかもしれません。

聞いたことはあっても、実際関節で何が起こっているのかを知っている方は少ないかもしれません。

 

今日はこの関節ネズミの正体を暴こうと思います!

 

実は、関節ネズミとは仮の名前なんです。

本当の名前は 関節遊離体(又は遊離軟骨・関節内遊離体) といいます。

なんだか名前が長いし、あまり馴染みのない漢字が使われていますね。

 

この関節遊離体とは関節内に出来た骨の破片のことを指します。

この関節遊離体は関節内を自由に移動することができるんです。

この自由に移動できるということから、関節ネズミと呼ばれるようになったそうです。

 

この関節遊離体が広い関節内にあるだけでは痛みは感じませんが、関節遊離体のいる場所が悪い時に痛み・関節が動きにくくなるということが起こるんです。

 

では、なぜ関節遊離体が出来てしまうんでしょうか?

先ほども紹介した通り、関節遊離体は骨の破片です。

 

この骨の破片ができる原因は

①離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)

②骨軟骨骨折(こつなんこつこっせつ)

③骨軟骨腫瘍(こつなんこつしゅよう)

④変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)   などが考えられます。

 

①離断性骨軟骨炎

成長期の子供・20歳代の青年に起こりやすい疾患です。

くりかえし動作による小さな外力が関節に加わり続けることが原因とされています。

例えば、少年野球をやっている子の肘関節は発育途中の関節を酷使する為、起こりやすいとされています。

好発しやすい関節は膝・肘です。

主な治療 安静にすることで本来体がもっている自然治癒力で改善を目指します。

期間 約6ヵ月~1年

 

 

②骨軟骨骨折

転倒した時・スポーツ時の外傷により、関節軟骨と骨を同時に骨折することにより関節遊離体が生まれるんです。

好発しやすい関節は膝の膝蓋骨(お皿)です。

主な治療 安静にすることで本来体がもっている自然治癒力で改善を目指します。

期間 約6ヵ月~1年

 

 

③骨軟骨種

関節包内側の滑膜組織に腫瘍性変化(良性)が起こることで、骨・軟骨が変化することで関節遊離体が生まれます。

好発しやすい関節は膝・肘・足首・股関節です。

主な治療 外科手術で関節遊離体を取り除きます。

 

上記以外にも原因となる疾患・治療方法もありますが、今回は代表的な部分を紹介させていただきました。

 

関節遊離体が発生しやすい関節は膝・肘・足首・股関節で、この中でも最多となるのが膝関節なんです。

 

今回の内容を簡単にまとめると

関節ネズミが関節遊離体と言われる骨の破片で膝関節に多く起こりやすいということです。

 

これで関節ネズミの正体をアナタも知ったことになりましたね!

もし、誰かに聞かれた時は是非ドヤ顔で答えてみて下さい(笑)