●足の親指が痛い!

前回は足の指の疲労骨折について特に、二指三指に多く発生しやすいと説明させていただきました。

 

では、他の足の指ではどんな疾患があるのか!を今回は紹介していこうと思います。

 

足の指の中でも、一番骨も大きく、重要な役割をしている親指(第一指)に痛みが出る疾患

●外反母趾

●種子骨障害

●痛風

●糖尿病    などが代表的ではないでしょうか。

 

①外反母趾

外反母趾の外見は足の親指の付け根が外に変形してしまい、くの字形を呈してしまいます。

先の細い靴・ハイヒールなどを履く機会の多い、女性の方に多く年齢でいうと40代。

10代でも症状が出る場合がありますが、10代の場合は遺伝的な問題が大きいかもしれません。

大きな原因は『靴による影響』ですが、足底のアーチが乱れる偏平足とも関係があるんです。

 

偏平足の多くは足底筋力低下などの場合が多い為、足をグー・パーする動きや足の指でタオルを掴む動作などをして

足底・関節を動かしてあげることが大切になるので、外反母趾の場合も同様だと考えられます。

このように筋肉・関節を動かす事で改善する場合もあれば、症状が少し進行しているとテーピング・サポーターなどを使います。

サポーターなどは市販も数多くされているので、使用している方も多いかもしれませんが、ご自身に合った物を使っているのか・適切な使い方はできているのかなどは再度注意が必要です。

症状が進行してしまうと、親指が足の人差し指(第2指)に重なるようになってしまう場合もあります、こうなると外科的な手術が必要になってきてしまうかもしれません。外反母趾は自然に治ることはありませんので、『もしかしたら・・』と思ったら接骨院を受診して下さい。

②種子骨障害(しゅしこつしょうがい)

まず、種子骨がどんな物なのかを理解しなければなりません。

足の親指の裏の部分には種子骨と言われる種のような形をした骨があります。

この種子骨は筋肉・腱が滑らかに動くようにサポートする働きがあります。

人の体の中で最大の種子骨は膝蓋骨(膝のお皿)ですが、足の親指にもあるんです。

 

種子骨障害は種子骨が炎症を起こすことで症状が生まれます。

場合によっては種子骨骨折・壊死などになるケースもあるので注意が必要です。

 

では、なぜ炎症が起こるのか、それは足で地面を蹴る際に足底筋は緊張します。

種子骨の間を筋肉が走行している為、この足底筋の緊張が種子骨にストレスが加わり炎症が起きる。

また、踏み込む動作をした時の衝撃が種子骨に加わり続けることで炎症が起きる。

あとは、足の甲が高いハイアーチの方などに多く診られます。

運動ではダンス・体操・ジョギングなどをしている方に好発します。

症状が軽い場合は、適度の安静とアイシングで痛みは引きますが、足底筋が硬いなどの場合は柔軟性を戻す必要があります。

場合によっては手術で種子骨の摘出するケースもあるので、痛みがある時は接骨院へ行きましょう!

今回は①外反母趾②種子骨障害について説明させていただきました。

次回は痛風と糖尿病について説明・紹介していきますので、『痛風・糖尿病ってなに?』という方は是非ご覧ください。