●足の疲労骨折について

突然ですが疲労骨折って何が原因で起こるかご存知ですか?

 

通常の骨折は一度に大きな外力が骨に伝わることで骨折が起きます。

疲労骨折の場合は、同じ場所に弱い力が何度も加わることで発生します。

 

男女差を比較すると女性の方が少し多くなります。

理由は女性ホルモン『エストロゲン』の分泌低下などが女性の場合は顕著に表れます。

この『エストロゲン』の分泌が低下することで骨がスカスカになる『骨粗鬆症』という疾患になりやすくなえるんです。

 

疲労骨折をした時は『何か最近足が痛いなぁ~』と思って病院を受診したら気が付いた!なんてことがよくあります。

 

では、骨のどこでも疲労骨折をするのか? というとそうではありません。

骨の中にも疲労骨折をしやすい場所があるんです。

 

今回は疲労骨折を起こしやすい場所を紹介していこうと思います。

 

中足骨(足の指)

脛骨

腓骨

肋骨

 

この中で疲労骨折を起こしやすいのはどれだと思いますか?

 

 

 

正解は・・・『全部』なんです!

答えが全部なんて問題としてどうなの?なんて声が聞こえてきそうですが(笑)

中足骨・脛骨・腓骨・肋骨は疲労骨折の好発部位なんです。

 

下肢、特に膝から下は負担が加わりやすいことが解ると思います。

今回はこの中でも中足骨の疲労骨折について紹介していこうと思います。

 

中足骨は足の指の根っこにあたる部分になります。 

中足骨は全部で5本ありますが、中足骨の中でも疲労骨折をしやすいのが第二中足骨・第三中足骨です。

 

好発年齢は10代ですが、足に負担が加わることの多い30代・40代にも発症する、割と身近な骨折で

『シューズを履くときに足の甲が痛い!』と訴える方が多いのが特徴です。

身近に似たような症状をお持ちの方がいたら、疲労骨折しているか前兆症状の炎症が起こっている可能性が高いので注意が必要です。

 

中足骨が疲労骨折をしやすい理由としては、足底アーチの乱れ・筋肉疲労などがほとんどです。

 

本来足底アーチが足に伝わる衝撃を吸収してくれる役割をしていますが、足底アーチが乱れることで衝撃を吸収できず

徐々に負担が重なっていき、疲労骨折を起こしてしまうんです。

 

 疲労骨折の場合、レントゲンでは写らない程度の微細損傷・負傷後すぐは画像診断できないということも特徴的です。

原則として、安静にする保存療法が推奨されますが、状態により変わってきますので、気になる時は専門院を受診して下さい。