アキレス腱の損傷について ~断裂偏~

 

足関節より下を構成している骨は、踵骨・舟状骨・立方骨・楔状骨・中足骨・基節骨・中節骨・末節骨

骨の名前だけ紹介するとこの通りです。

 

今回は体を支えている場所 踵骨(しょうこつ)について説明しようと思います。

 

 踵骨は距骨の下にあり、分かりやすくいうと踵(かかと)の部分に当たります。

 

踵骨に付着する筋肉のなかでも、アキレス腱がとても重要です。

 

アキレス腱は下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)が細くなり腱になり踵骨に付着し

足関節の底屈(つま先立ち)運動をする筋肉になります。

 

アキレス腱は非常に硬く頑丈なんですが・・・損傷をしない訳ではありません!

 ましてや、アキレス腱断裂なんていう大きなケガになることもあるんです。

 

アキレス腱断裂発生しやすい条件

 ●約30~40代

 ●男女差は特にない

 ●テニス・バトミントン・バレー・サッカーなどの競技

 

 今まで、アキレス腱を痛めた・断裂したことのある方、当てはまる部分はありましたか?

接骨院に来院される方でもアキレス腱をケガしてくる方もいらっしゃいますので、注意が必要ですね。

 

ここで問題です・

アキレス腱のどこが損傷しやすいのか下の①~④から1つ選択してください。

 

①起始部

②筋腱移行部

③狭窄部

④停止部

 

 

 

答えは ③狭窄部 です。

狭窄部は文字からイメージできるかもしれませんが、もっとも細い部分にあります。

細い部分にもストレスは他と同じように加わる為、損傷しやすいんです。

 

断裂などした時は、『ブチッ』と断裂音を本人が確認できることも多く、後ろから蹴られたような衝撃を受けることもあるんです!

 

治療は、損傷の度合いによって様々で。

損傷が比較的軽度の場合は、保存療法や運動療法である程度まで回復できることが多く、接骨院でも十分治療可能です。

 

損傷が高度、完全断裂などの場合は、病院で外科手術を必要とする場合が多くなります。

腱・筋は一度切れてしまうと自然に元の状態に戻ることはありません。

断裂面が大きい場合は、物理的に腱を縫合する必要があるんです。

 

アキレス腱は断裂以外にもアキレス腱炎・アキレス腱周囲炎などもあります。

断裂よりは損傷としては軽いけど『痛くて歩けなくなる』なんてことも多いんです。

 

次回はアキレス腱炎・アキレス腱周囲炎について説明していこうと思います。