●変形性膝関節症 ~足関節背屈制限 No.3 ~

変形性膝関節症の方に足関節の背屈制限がある場合があります。

 

前回までの復習として

 

一つ目は【長母趾屈筋】筋肉の走行をポイント

 

 二つ目は 【後脛骨筋】 周囲環境の影響で圧迫を受けさすいのがポイント

 

でしたが、今回は三つ目は説明しようと思います。

 

早々に答えを出すと、最後の一つは【循環障害】です。

 

循環障害と聞くと漠然としてしまうかもしれませんが

ここで出てくる循環障害は足関節ならではのモノになるんです。

 

靭帯の中でもっとも硬く頑丈とされているのはアキレス腱ということはご存じかもしれません。

 

 アキレス腱はパラテノンを呼ばれる毛細血管が豊富な組織に包まれていますが、この他にも

 アキレス腱の近くには脂肪組織が存在しています。

 

この脂肪組織の存在がポイントになっているんです。

脂肪は炎症(熱)が加わることで柔らかくなるという性質があります。

 

この炎症(熱)が加わった後に脂肪組織は線維化する=線維化が脂肪組織を硬くする

 

これに加え、脂肪組織の硬さが周囲筋の動きを阻害するということも考えられます。

 

捻挫や骨折をした時に長時間固定を必要とする場合がありますが、

その時はより一層の注意が必要になるんです。

 

対処方法としては、早期のリハビリを開始し

動かせる部分はしっかりと動かしてあげるということをおススメします。

 

これは、脂肪組織の場合も、筋肉の過収縮などの時も同様で

動かせるのに動かさないということは大きなリスクを生じることがある!

ということが、少しでも理解していただければ幸いです。

 

今回は代表的な三つ原因を説明しましたが

直接的な原因にはならなくても、間接的な原因になってしまうモノは紹介しきれませんので

今回のブログではここまでにしておこうと思います。

 

次回は『膝裏の痛み』について説明していきます。

興味のある方は、是非一度ご覧ください。

 

 

 毎週金曜日更新!

変形性膝関節症や膝の症状でお困りの方が今よりも改善するきっかけになることを目指しています!

 

ブログ作成者:ツユグチ