●変形性膝関節症について考える ~ スクリューフォームムーブメント ~

前回のブログの中で聞きなれない単語がありませんでしたか?

 

【 スクリューフォームムーブメント 】

 

この単語聞いたことありますか?

知っているという方は、かなり人体に詳しい方・勉強されているかたかもしれません。

 

スクリューフォームムーブメント(SHM)

膝関節を伸展(伸ばす)時に、脛骨(スネの骨)が外旋する! という現象のことなんです。

 

私たちが普段膝を伸ばそうとしている時に、自動的に脛骨が外旋をすることで、スムーズに膝を伸ばすことが出来るということです。

膝に痛みがない方の多くはSHMが正常に動いていると考えてもいいかもしれません。

ですが、変形性膝関節症の方の多くはSHMが起きない・逆に脛骨が内旋してしまっているという臨床データも出てるようです。

 

そもそもSHMが起こる理由は?

 

大きく分けて2つあります。

①大腿骨と脛骨の曲率半径が違う!

大腿骨には内側にある内顆・外側にある外顆と呼ばれる出っ張りがあるんですが、この内顆と外顆はそもそも大きさが違うです。

内顆の方が大きいことに加えて、関節面が斜めになっていることで、膝を伸ばそうとした時に、脛骨が外旋方向に誘導されてしまうんです。

 

②靭帯の緊張

膝関節の中にある、前十字靭帯・内側側副靭帯・外側側副靭帯は通常弛緩していますが、膝を伸ばそうとした時はこれらの靭帯が緊張することで、脛骨の外旋運動を誘導しているんです。

そもそも靭帯は、年齢が60歳を過ぎると弛緩しやすくなり、膝関節の靭帯が弛緩すると、膝を伸ばした時に脛骨が内旋してしまうんです。

 

異常がスクリューフォームムーブメント(SHM)が起こる理由になります。

 

では、SHMが出来なくなる=変形性膝関節症 につながるのかについて簡単に説明します。

 

靭帯の弛緩が生じる

     ↓

脛骨が前方移動・膝関節の伸展制限が生じる

     ↓

内側広筋の緊張が低下する

     ↓

変形性膝関節症になる可能性が高くなる!

 

 

よってスクリューフォームムーブメント(SHM)の低下・脛骨内旋により膝に加わるストレスは高くなり、変形性膝関節症になる可能性を高めてしまう! ということになってしまいます。

 

ワタシの膝はどうなのかしら?

こんな疑問思った方はいませんか?

 

そんな方や気になる方は一度セントラル接骨院東戸塚店へお問い合わせください。

 

毎週金曜日更新 変形性膝関節症について考える  作成者:ツユグチ

 

参考文献:http://www.bookhousehd.com/pdffile/msm142.pdf  石井 慎一郎先生