●毎週金曜日更新!今回は 【 痛み 】 について!

○○が痛い! という痛みはほとんどの方が感じたことのある感覚ではないでしょうか?

 

例えば、アナタの膝に痛みが出たとします。

 

 

この痛みはどこで感じているか知っていますか?

 

痛みが出ている部位から?神経?筋肉?

 

 

 

答えは    脳  です。

 

 

 

え? と疑問に思う方もいるかもしれませんが、痛みを感じているのは脳なんです。

 

今回はこの痛みのメカニズムを少しご紹介したいと思います。

 

 

そもそも痛みとは、【 防御機能 】なんです。

痛みが出ると、身体を休めたり、運動をしているのをやめたり と

これ以上動くのはやめておこう! と思いませんか?

 

それは、痛みがこれ以上大きくならないように、身体を守っている ということになります。

 

痛いと感じるまでの流れは

 

何かにぶつけた、皮膚を切った時、その刺激により細胞が破壊されます。

その細胞から、セロトニン・カリウムイオン などの【発痛物質】が放出されます。

この【発痛物質】が自由神経終末(知覚神経の末端)に到達すると、刺激は電気信号へと変換され

神経を伝わり、大脳皮質の体性感覚野へと伝わった時に【痛い】と感じるんです。

 

痛みの伝わり方も大きく分けると2つあります。

    痛みを素早く伝える → Aδ繊維

    痛みがやや遅れて伝える → C繊維

に分けられる為、『 痛! 』と反射的に痛みを感じてから、遅れた『 ジ~ン 』する痛みを感じるんです。

 

 

大脳皮質の体性感覚野は体の部位により反応するエリアが決まっているので、

仮に何の症状もない方の大脳皮質の体性感覚の膝の痛みに反応するエリアを電気刺激すると

【膝が痛い】と感じてしまうんです。

 

神経経路は手や足の場合は特に長さが必要になってしまうので、神経経路の途中で何に阻害されると

【膝が痛い】と感じるんです。

 

この神経経路の阻害が何によってされているのかは、内臓疾患がある場合、筋肉の緊張による場合など、様々なんです。

 

 

これが痛みを感じるメカニズムです。

 

痛みの原因は痛みがあると感じている部位が悪いわけではない! ということが分かっていただければ幸いです。

 

痛みが出たとき、【痛みは脳が感じている】と考えると、少し痛みに対する考え方が変わるかもしれません。

 

                                                                            2016/10/7 露口