●【ランナーの故障を斬る!】Vol.4 アキレス腱の痛み 

 

ランナーによく発生する故障をピックアップして

その原因や対処方法をお届けする

「ランナーの故障を斬る!」シリーズ。

 

 

今日は「アキレス腱の痛み」に関して

お話ししていきます。

 

アキレス腱の痛み。

 

ランナーにものすごく多い症状です。

 

走り始めは痛いけど

走ろうと思えば我慢すれば走れちゃうから

ダラダラ痛みを引きずりながら走っちゃう・・・。

 

そして

我慢することに疲れ

結局競技を辞める選手が多い。

 

「一度痛めてしまうとなかなか治らない」

というのが通説だったりします。

 

 

ただ、なぜアキレス腱の痛みは

治りが悪いんでしょうか???

 

 

 

原因は一つではないとは思いますが 

アキレス腱を痛めて当院にいらっしゃる方のほとんどは

患部には問題がなかったりします。

 

直接的な原因として考えられるのは

アキレス腱へのストレスが滞っているということなんですが

問題は、なぜアキレス腱へのストレスが滞っているのか?ということです。

 

 

アキレス腱を痛める方に多いのが

「背中の反りが出せない」という姿勢の癖。

 

背中の反りが出せないと、着地のポイントが前方に移動し

「ブレーキ域接地時間」が長くなります。

 

そうすると、足部のオーバープロネーションが起こりやすくなります。

これによる捻れストレスが、一つの大きな原因です。

 

 

また、ブレーキ域着地時間が延びると

足関節の底屈ストレスの滞りも発生します。

 

 

これらの過剰なストレスをいかに適正化し、滞らせないようにするかが

この「アキレス腱炎」を改善するためのポイントになります。

 

 

 

でも、この症状で長期間悩んでいる方に多いのは

「体幹の筋力が弱いから、体幹を固め筋トレをやっている」

「患部の鍼治療やマッサージしかしていない」

「走り方を見直すのは面倒だからやっていない」

 

こんな方々です。

 

 

この症状でトップアスリートが現役を引退したりしますが

私に言わせていただければ、そういう選手、もしくはコーチ、トレーナーは

本当の意味での弱点にフォーカスできていません。

 

弱点にフォーカスするためには

まず「自分の体ひとつで何ができるのか?」を知る必要があります。

 

つまり、シューズを履かないで、自分を守ってくれるものを外して

何ができるのか?を知ることです。

 

 

いくら流行りのトレーニングをやっていても

人間という動物として「シューズを履かなければ走れない」というのであれば

必ず歪みが蓄積していきます。

 

 

本当に本当に、アキレス腱の痛みから解放されたいのであれば

あなたがやるべきことは、まだまだたくさんありますよ。